2006年11月11日
NIFTY-Serve幽遊白書会議室語り 第10話「ヨーロッパと幽遊白書」
お久しぶりです。ようやっと帰ってきました。
#下のバトルオブ幽白プレイ感想も更新しました。
しばらくロンドンでフラフラしてました。結局観光らしい観光も出来ず、英語版幽遊白書、フランス語版幽遊白書を探すことすらできませんでした。そう、フランス語版幽遊白書漫画って実在していたらしいんですよ。
15年前あった、幽遊白書ネットコミュニティ
「NIFY-SERVE アニメフォーラム 幽遊白書会議室」
そこでは数年にもわたり会話が繰り広げられ、そのすべての会話を読み返すには「毎日読んでも数ヶ月近くはかかろう」という記事数を生み出した、当時ですらもマンモス会議室でした。
マンモスがゆえに、アクセスしてくるNIFTY-Serve会員さんも多種多様、なんと、フランス在住日本人からのアクセスすらもあったんですよ。
その現地から、フランス語版幽遊白書アニメ紹介現地雑誌の紹介が・・・。
すげー。
フランス人から見た幽白は特異な文化を背負っているため、哲学的に意味があるのではないかと漫画専門誌では読み解かれていたようです。「UKIYOE」が符号化された世界ではないかと読み解かれたのと同様に・・・。
にしても、ジャパン不良ピープルの髪型を初めて見たフランス人たちは「バナナの様な髪型」と表現していたとか。桑ちーん。
フランス語版幽遊白書漫画なぞは、感動の名シーンで「どこにも行かないよ...
マ マ ン ! 」
だそーですからねー。SHUNITCHI NANNO君。
現地からのレポートが毎週山のように挙がっていました。彼らの哲学的な思考と、異文化に対する理解への努力とその "ああ勘違い" がおもしろかったですよ。
いまや世界中から日本のニュースはインターネットで見れてしまいます。
ロンドンにいる最中に、野球も日本一が決まっちゃったし。
フラッシュ実況版をつかえばほぼリアルタイムで概要は見れちゃうし。
昔は、新聞か電話かぐらいでしか手に入れられなかった。
パソコン通信なんかは先進を行く通信手段でした。
そんな頃のお話です。
パソコン通信にもチャットがあって、フランスからつなげてきたそのお方に「今は朝でしたっけ?」とか言いつつ、いーなーフランス!とかぼやいていたら、最後には
「遊びに来てもいいですよー。はっはっは!」
と冗談で終わるってもんでした。
ほー、じゃあ、いっちょいってあげよーじゃないの!と一念発起した内藤は、ちょうど父がロンドンに長期滞在していたのをいいことに父親に会いに行くんだ!と旅行代を親にせびって、ロンドンへのついでにフランスまで行ってしまいました。
これが、内藤のやらかした幽遊白書フランスオフの始まりです。
フランス側のお方に NIFTY-SERVEでメールを送ったら、おどろかれれるやら喜ばれるやら。
しかも内藤にはそのとき悪知恵が浮かびました。
「うん、これは会議室の皆には内緒にしておこう」
早速、内藤は なぞの文章を会議室に投稿しました。そのときの文章です。
NIFTY-Serve 幽遊白書会議室より引用
「
=霊界堂 協賛=
フランスを目指せ! シルクロード10日ぶっとおしマラソン!!
東京 ~ 北京 ~ パリ
」
......なんての、幽助&蔵馬あたりが企画しないカナ?
どーせ、10日ぐらいぶっ続けで走り続けられるんだろ?よ~かいって(^ー^;
マラソンに...ではないが、ゲスト参加しま~す!(^o^)ノ ハーイ
あとはノートパソコン担いで海外からのホスト接続で(当然国際電話)、会議室を経過観察するのみ。
#当時のノートパソコンはまともに買うと40万とか70万とか
#バカ高かった・・・。当時たまたま中古で良品を入手しました。
一般に幽遊白書会議室では、オフ会の後には好例のオフレポが展開されるのですが、今回のフランスオフでは、事前通知なしでオフレポをやるとゆー「サプライズ」を内藤はカクサクしていました。そのためには、事前にフランスに絡むネタを会議室に振っておいて下地作りをして注目を集めておかなければ驚きは半減です。そのために振っておいたネタは・・・。国際電話で日本のアクセスポイントに接続して会議室の発言を確認してみると
「やっぱり幽助なら日本海なんかも水上走ってわたれちゃうよね」
「だって、雷禅んトコまで丸何日も走ってたわけだしー」
と盛り上がってきてました。わはは。思うツボ。
英語もまあまあ程度なんで、特に障害もなくロンドンまではたどり着けました。
電話以外で日本語を何ヶ月も話していなかった父はだいぶ参っていたようで、毎日現地のレストランで2~3時間日本語スクール状態。
話し込むあまり手に付かない食事。現地のウェイトレスが「食事がまずいんじゃないか?」と気を使って話しかけてくるほどでした。
翌日、フランスへ向かう算段となって
「はっはっは。これでドーバー界境トンネルを越え、いざ、魔界フランス!
ウラメシ君、君はもう休みたまえ!」
と頭ん中でバカを言っていたその矢先、突然ホテルに電話が。
「ユーロスターが運行中止になりまして、ユーロスターから飛行機への
切り替えに追加費用が発生しますが・・・」
今回の旅行会社からでした。
なんと、行く前日になって
ド ー バ ー 界 境 ト ン ネ ル が 大 火 災 !
ツアー会社側の過失ではないので、切り替えの差分はお客が負担。金のないボンビー学生は父に泣く泣く事情を話して内藤負担分をトラベラーズチェックとして父からもらいました。
「うおー、コエンマ! 君はそこまで邪魔をしたいのかね!?」
ネタですよ、ネタ!ここまできちゃうと!
エコノミー便中で出されたピーナッツをかじりながらフランスへ向かいました。
パリについてびっくりしたのが、
英 語 が 通 じ な い !
駅で切符を買うにもさっぱりです。参りました。はぅぅ。
フランスオフ当日はオペラ座前の有名カフェ店「カフェ・ド・ラ・ペ」で待ち合わせ。お互いオフラインでは初対面のため、このとき あらかじめ合い言葉を決めておきました。
当時、幽遊白書会議室では非公式ながら私設ファンクラブもどきが作られていて、それぞれ、
幽助: ハニー教
桑原: 桑原神社
飛影: 三ツ目教 『邪眼寺』
蔵馬: お狐教 お稲荷神社
とゆーふーに呼ばれていました。(後日詳しく紹介してみるつもりです)
それにかこつけて、合い言葉は
「今10時ですか?」
「邪眼寺です」
・・・でした。ええ、内藤も思い出しました>そこらへん
この合い言葉のすごいところは、例えば間違えてパンピーに合い言葉を掛けてしまっても
「今10時ですか?」
「ええ」
と至って自然な会話が成り立つことと、かつ、目的の人が選別できるトコロにあります。これって、当時のアイデアマンの発案から広がった幽遊白書会議室オフ会文化だったんですよ。
んで当日、遅刻した内藤に返された合い言葉は
「あはは、今、10時半ですけれどもね・・・。こんにちは!」
でした。いやー、あれは恥ずかった。
どう考えても日本人はカフェに一人しかいないわけですから、合い言葉もなにも要らないんです。
落ち合った二人でパリ観光しながら寺院の記帳に、前の誰かが書いたであろう幽遊白書っぽい漢字を見つけてしまったり、幽白会話三昧+レストランで持参ノートパソコンで個人展覧会状態。
こちらでも、コアな会話限定な日本語スクール状態でした。このスクールのすごいところは、どんなに妖しい話題だろーが、日本語つーじないカントリーだから、街ん中歩きながらでも放爆話状態。誰とでもすれ違っても分かるわきゃない。だから気が大きくなる。声までもが大きくなる。あーんど、調子に乗りまくる。
未だに記憶に残る異様なハイテンションでした。
一緒に行動して感動したのが、現地日本人の方の
フ ラ ン ス 語 が 通 じ る !
いやー、言語で苦労した&救われたのはアレが初めてでした。
んー当時、もう一度別件でヨーロッパに来るとは思ってもみなかった。若かった。
あのときに初めて一人で10年パスポートを手配してました。
今年の9月になってロンドン出発が決まってあわてて当時のパスポートを確認したら、なんとあと数日で有効期限が切れてしまうところ。てことは、ちょうど10年前に作った、んで、あーんなことも、こーんなことも、ぜーんぶちょうど10年前の話だったってことなんです。
「シルクロードマラソン大会」だの言いつつオフをやって、
「ドーバー界境トンネル大火災!?」だの馬鹿言ってたのが10年前。
当時父が踏みしめていた道を、今や自分が踏みしめている10年後。
「映画ですか?英語で観てますね~」←大うそつき
それが決め手で今の立場を得て、いざロンドンへ行ってみると、ロンドン滞在中の愚痴が当時の父と似ていて思わず苦笑しつつ、ようやく彼の気持ちを理解してあげられるようになったのだと気づきました。
いやはや、感慨深いです。
この10年間の内藤を知る人は今や少なくなってしまいましたが、こうまで偶然が続くと面白いでしょ?
15年前知り合った人も、7年前知り合った人も、今日知り合った人も、内藤の次の10年後を期待しててください。きっと笑っちゃいますよ。
今回もきっちり10年パスポート作っちゃいました。
いやー、あれからもう10年なんですねー。
記録を見返してみると、1996年11月23日(パリ現地時間) ・・・もう10年も前なんですね。
10年前のアナタは何をしていましたか?
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