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2006年6月12日

NIFTY-Serve幽遊白書会議室語り 第9話「アニメスタッフや声優との交流」

[テーマ: 考察 , ]

お久しぶりです。
最近はもっぱら駅前留学(?)な毎日です。環境思いっきって変えました。
久々に、じゃぱにぃずかるちゃあに戻りたくなったので いにしえの幽遊白書会議室のネタを書いてみます。

十数年前になりますが、当時のネットといったら、世間一般には全く知られていない世界。それは「NIFTY-Serve幽遊白書会議室語り 第3話「パソコン通信を始めたきっかけ」」でも書いたとおり、よっぽど仕事で使わざるを得なくて、とか、かなりコアな人でもない限り、知らない世界でした。
それが故に、そこではおもしろいことも起きていました。

今と違って、昔のネットは社会的な認識度が低かったせいもあって、社会全体でルールを定られてしまうほど厳しく見られていなくって、個人の裁量に任されていたトコロがありました。
電子情報が社会にどう影響をもたらすか、そこまで影響力を持っていなかった時代だけに、NIFTY-Serveの会員情報は本名公開制だし、在住地域までわかってしまっていた時代です。
だから、たまたま、幽遊白書以前からネットで活躍していた声優さんやら、アニメスタッフさんも通り名で[会議室]に登場されていたんですね。

たしか、「今度の収録でアドリブをやりますよ」とか、「今度のエンディングアニメ、CGつかいますからね~」とか、「桑ちゃんのシーンのカンバン(男桑原なんたらかんたら)を辞めさせてくれ!?そんなコト言ったら、今度飛影にフンドシはかしちゃるぞ」とかジョークだか本気だかわかんないやりとりが有ったのを思い出します。彼らもそこんトコわかっててきちんと自粛しつつやってらっしゃいました。
ちなみに、CGの話は本当で、蔵馬が合わせ鏡のようにずらーっと並んでいたエンディングがそれだったと思います。

幽遊白書会議室オフ会とかでもまれに顔を出されてて、皆さんといろいろおしゃべりされていたのを思い出します。

そういったやりとりの中で、「蔵馬の髪の毛が赤なのはなぜ!?」というと~ぜんながらの質問が飛び出しました。幽遊白書アニメ放送開始直前の頃、蔵馬のセル絵が世間に公開され、「赤!?」とショックを受けた蔵馬ファン達が署名活動をしてしまったぐらいの衝撃を受けたアレです。
特に冨樫義博氏はアニメにはノータッチだったらしいだけに、アニメスタッフの判断だったのではないかと内藤は未だに考えているのですが。。。
「うーん、たぶん薔薇のイメージじゃないのかな?」といったお答えだったと思います。
ここからは内藤なりの解釈ですが、他にもいくつか理由が有ったのだと思っています。
1.アニメキャラクターは個性を持つべき
2.配色はキャラクターの背景を背負っている

1.アニメキャラの個性とは・・・
昔からキャラクターデザインで言われていることですが、影絵でそのキャラクターだと判別できるように固有の形を持つことを求められています。それ故、影絵で個性をつけられないキャラは、色で個性を持たせられてしまうことになります。
幽助や桑原のあのどぎつい色の学ランなんかがそうだと思います。

2.配色に持たされる意味
「千と千尋の神隠し」で登場する湯婆婆の服の色ですが、当初赤で考えられていたとか。その色は湯婆婆の背景を意味して赤と配色係が決めていたのですが、背景画が赤ベースとなってしまったため「キャラが立たない」との理由で、監督が自ら青と決定してしまいました。決定までの間だいぶ配色係ともめたようですが、そこにまで色にはこだわりが有るのです。

上記2点、そして幽遊白書アニメスタッフのヒントから総合すると、蔵馬は
・キャラを立たせる
・アニメオリジナルのせりふ「綺麗な薔薇には刺があるのさ」の薔薇のイメージ
 (髪は紅で、目は深緑)
という目的で配色が決定したのではないかな・・と今では思っています。

この配色の結果うまれた人間が、果たして「生を得て年を重ねていく全ての生活において」現実的かというと否ですね。

・日本のような規律の厳しい学校生活を紅髪で生き抜けるの?
・海藤がピンキーな制服で許されるの?

上で言った個性故の配色ルールとしては、「現実(リアル)」との矛盾もあるわけです。
ファンはそこをリアルで考えたい気持ちもあるわけですが、所詮「夢」の世界が故の矛盾にも出くわし、苦しまざるを(理由作りを楽しまざるを?)得ないわけです。

幽遊白書会議室では、何度も突っこんだ議論が繰り広げられましたが、余りにもそういった矛盾にぶつかってしまうと必ず出てくるいいわけがありました。
「妖怪達がなぜ日本語をしゃべるのか?までを説明する必要はない」
妖怪語でも英語でもなく、日本語のワケ?ええ、日本の漫画だからなんです。そこんとこは目を瞑りましょう。


今ではファンとアニメスタッフ達とのコミュニケーションの場はほとんどなくなってしまいましたが、当時、幽遊白書会議室でも90年代中盤以降になってくるとスタッフと話せる機会がなくなっていました。
当時、NIFTY-Serveが栄華を誇り始め、当時としては200万人規模の巨大なネットとなってきていました。ネットもメディアの一つとしても成り得ると、アニメスタジオとしても見逃せなくなってきたこともあったのでしょうね。
スタッフ自身から、「注意を受けた旨あったとの報告」があって以来、すっぱり登場されなくなってしまいました。

当時の内藤は、ネットが社会へ持つ影響力の変遷をも目の当たりにしていたのかも知れません。



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投稿者:内藤瞑也 投稿日:02:13 | 返信する (0件) | トラックバックする (0件)
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